演奏者にとって、体幹は「もうひとつの楽器」です。美しい音を生み出すためには、ただ指や腕を鍛えるだけでなく、全身のバランス・呼吸・姿勢が重要になります。
リオン音楽学院の演奏者のためのピラティスでは、楽器演奏に特化したエクササイズを通じて、演奏の安定性と音の質を向上させます。
※This lessons in English are available. Please inquire for details.
【お薦めポイント】
- 演奏パフォーマンスの向上: 体幹が安定することで、指や腕の脱力がしやすくなり、より繊細な音作りが可能に。
- 姿勢と演奏の関係: 猫背や反り腰などの悪い姿勢を改善し、より自然で無理のないフォームで演奏ができるように。
- リカバリー効果: 演奏後の疲労を軽減し、故障リスクを下げるためのストレッチ&コンディショニング法も導入。
- バイオリニスト、ピアニスト、声楽・管楽器奏者など、それぞれの楽器に合わせたエクササイズをご提案。
ピラティス × 楽器:
なぜ演奏者に体幹が必要なのか?

体幹=音の安定性
楽器演奏は、指や腕だけでなく、身体全体を使う「全身運動」です。特に弦楽器や管楽器では、姿勢の安定が音の安定に直結します。体幹がしっかりすると、楽器を支える力が増し、余計な力みが取れることで音がクリアになります。
姿勢の改善=演奏の自由度UP
演奏中に肩や首に力が入りすぎると、響きが悪くなり、疲労もたまりやすくなります。ピラティスを取り入れることで、演奏に適した正しい姿勢を身につけ、長時間の演奏でも疲れにくい体を作ることができます。
呼吸と横隔膜のコントロール=表現力の向上
管楽器奏者はもちろん、弦楽器やピアノ奏者にとっても「呼吸」は演奏表現の鍵を握ります。ピラティスでは、横隔膜を意識した呼吸法を学ぶことで、フレージングや音のコントロール力が向上します。
ピラティスで音が変わる!?

このコースは、音楽家の「身体のメンテナンス」と「演奏技術向上」を両立させる、新しいアプローチです。
美しい音は、美しい姿勢から生まれます。楽器を演奏する人が直面する体の悩み(肩こり・猫背・呼吸の浅さ・緊張)をピラティスで解決し、「より安定した演奏」と「疲れにくい体づくり」をサポートいたします。
「ピラティスで音が変わる!?」
その驚きを、ぜひリオン音楽学院で体験してみませんか?
コースプログラム
1.体幹トレーニング
(全楽器共通)
演奏時にブレない安定した姿勢をつくる。
- プランク(コアを強化)
- ロールアップ(背骨の柔軟性向上)
- ブリッジ(骨盤の安定)
2.楽器別ピラティス
ヴァイオリン・ビオラ奏者向け(肩・首・腕のバランス調整)
左右非対称の姿勢 → 肩こり・首の緊張が強くなる
- 肩甲骨の安定ワーク(肩こり軽減)
- 胸を開くストレッチ(猫背改善)
ピアニスト向け(指・手首・体幹の安定)
長時間座奏 → 腰・背中に負担がかかる
- 骨盤の安定エクササイズ(座奏時の負担軽減)
- 指と手首のストレッチ(柔軟性向上)
声楽・管楽器奏者向け(呼吸筋・体幹強化)
深い呼吸が必要 → 横隔膜&体幹が重要
- ディープブリージング+体幹トレーニング(息のコントロール力UP)
- リブケージモビリティ(肋骨周りの可動域UP)
3.演奏前後の
コンディショニング
- 演奏前: 体幹を活性化し、姿勢を整えるエクササイズ
- 演奏後: 筋肉をほぐし、リラックスできるストレッチ